食中毒について(2018年11月1日)

 日は、食中毒についてお話したいと思います。

冬の食中毒の代表的な原因とは

 の食中毒といえば、病原性大腸菌やサルモネラ菌などによる感染性のものが多いと言われているんですが、冬になってきますと、ウイルス性のノロウィルスによる食中毒、あるいは流行性胃腸炎が多いと言われています。

 ロウィルスは、年間を通じてみられますが、おおよそ食中毒の半数、50%~55%ぐらいは、ノロウイルスによるものだと言われるぐらい多いんだそうです。というのは、発病率というか感染力が非常に強いために、多いと言われています。


ノロウイルスとは

 ロウィルスの主症状は、吐き気、嘔吐、下痢、この3つの大きな症状があるんですが、潜伏期間はだいたい1日~2日と言われています。なかには風邪のように発熱したり、咽喉や関節の痛みがあったり風邪のような症状も出る方もいらっしゃるようですが多くは多くは大体2、3日で、症状は収まってくるそうです。

 だ、高齢者や幼児あるいは病弱な方は、嘔吐や下痢が時には激しくなるので脱水を起こしたり、小さな子供とかお年寄りは吐いたものが、のどに詰まって窒息を起こしたり、気管に入って誤嚥性肺炎を起こして亡くなることもあるので、注意が必要になります。

 ぜノロウイルスの感染力が強いかというと、ノロウイルスはほとんどすべての感染経路でうつるので、非常に感染力が強いと言われています。


食中毒の予防策

 防策ですが、ウイルスは熱に弱いので、加熱する事。85度以上の温度で、90秒以上、だいたい2分程度火を通していただければ、ウイルスは死んでしまうと言われています。

 に冬になってくると、牡蠣とか2枚貝。牡蠣やアサリ、シジミなど、そういうものを生で食べるのは牡蠣以外には無いと思うんですけど、いい加減に焼いて、ウイルスがちょっとでも残っていれば、増殖して発病するので、よく火を通して食べてください。牡蠣も生食用って書いているものを食べるようにしてください。


ピークの期間

 の11月ごろから3月ごろまでがピークになりますので、冬の間、注意してみんな発病しないように、人にうつさないように気を付けてください。

 後に、このノロウイルスとは、症状が収まっても、1週間から長い人は1ヶ月ぐらいは便にウイルスが残っていると言われていますので、排便後の処理には注意していただきたいと思います。



神窪ケアマネージャーによる、季節にまつわる「よもやま話」
2018年11月1日号

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