インフルエンザについて(2018年10月1日)
今日は、インフルエンザのことをお話しようと思います。
インフルエンザですが、12月~3月ごろ、冬のはじめから春ごろまでに感染すると言われています。風邪に似ているんですけども、風邪とはまったく違います。
インフルエンザと風邪の違い
インフルエンザと風邪の大きな違いは、1つ目は、突然発熱するということ。それも38度以上の高熱で発症します。それだけではなく、全身症状ですね。例えば頭が痛い、咳とか喉の痛みとか、当然のことながら、全身のだるさとか、筋肉痛や関節痛のような症状が出るのが特徴的です。
2つ目は、非常に感染力が強いことが挙げられます。風邪ならそんなに次々と感染することは少ないんですが、インフルエンザはとても感染しやすいです。
感染に弱いお年寄りとか子供が感染すると、重症化する場合もあります。重症化すると、気管支炎とか肺炎とか併発をして、最悪の場合は死に至ることもあるので、十分に注意が必要な病気になります。
インフルエンザの予防について
インフルエンザの一番の予防は、世界で認められている、予防接種だそうです。
予防接種をしていた場合は、
①かかったとしても発病しない。
②打った人のだいたい70%~80%、かなりの高率でかからない。
③かかってもそんなに酷い症状が出ない。
と言われています。
だからインフルエンザは特に、リスクの高い人、例えば高齢者や子供とかあるいは、心臓や肺、腎臓とか内部疾患をお持ちの方、糖尿がある方、そういうリスクのある人には、是非予防接種を薦めるべきだと思います。
ちなみに、インフルエンザは打ってもすぐに抗体ができる訳ではありません。大体2週間位かかると言われています。抗体がついたら大体5か月ぐらいは持続するんだそうです。ですから、最悪遅くても12月のはじめまでには、ちゃんと予防接種を受けておいた方が良いと言われています。
流行時期の予防
流行時期になった時の予防としては、自分自身を守るためにマスクをしましょう、飛沫感染の予防になります。マスクは、口の中とか鼻の中とか湿気を保ってくれるので、湿気で粘膜を守ってくれる効果があります。あとは基本的な手洗い、うがい。それと、抵抗力を落とさないように体力を弱らせないことですね。3食規則正しく栄養に気を付ける事、できたら運動と、できるだけストレスを溜めないようにして、抵抗力を落とさないようにしてください。
こうゆうことに気をつけながら、この冬も乗り越えていただければと思います。
神窪ケアマネージャーによる、季節にまつわる「よもやま話」
2018年10月1日号