プラスワンケアサポート 訪問介護 ホームヘルパー

【手記】ヘルパーさんより 2015年・仕事を振り返って Vol.002

ヘルパーになって7ヶ月
4月の終わりに「介護職員初任者研修」を終え、6月からヘルパーとして働き始めました。

介護のお仕事は初めてで、実を言うとプラスワンケアサポートでヘルパー登録すると同時に別の会社のグループホームでも働き始めたので、この7ヶ月間思ったことはたくさんあって、何を書いていいのかわからないぐらいです。

プラスワンケアサポートの訪問介護ヘルパーとして、私は週に2日の3件ずつで、そのうち1件が身体介護、残り2件は生活援助です。買い物・掃除・料理が少しという生活援助のお仕事をやってみて思うことは、それぞれのご利用者様が気にするところは違うことでしょうか。

食べ物なら何々産など商品の特別さが気になる人、量や口あたりの食べやすさが気になる人、消費期限が気になる人、いろいろ試したい人。
掃除なら部屋の散らかり具合より飾りもの位置が気になる人、とにかく布団だけは干して欲しい人、スーパーの袋はきっちり結んで揃えて置いている人。

訪問介護ヘルパーを始める前にイメージしていたお仕事は、毎回、ご利用者様の家に行き、テキパキと仕事をこなして帰ってくるというものでしかありませんでしたが、やってみて7ヶ月経った今は、私の生活の一部になったよう感じます。

ご利用者様は「どういう人」で、「どんなことで喜ばれ」、「どんなことを気にされているのか」。何度も行っていると少しずつ分かってきます。ヘルパーという仕事は、自分がご利用者様のお宅でお仕事する短時間で、家族のように近い気持ちを持ちながらヘルパーとしてでいることを探していく。そういうお仕事だと思います。

もうひとつのお仕事、グループホームは訪問介護とまた違います。

私が働いているグループホームは認知症の方々が入居されている施設です。集団生活なので一日のスケジュールは決まっているし、ご入居者様がご自分の思うようには生活できません。それでも在宅で暮らせなくなってしまったら、ご入居者様本人にとってもご家族様など周囲の人にとっても入居されるのは、良い選択肢の一つなのだと思います。

グループホームなどの施設では、ご入居者様一人一人に寄り添ったケアというのは、訪問介護ヘルパーと比べるとあまりできません。会社のあり方、他のスタッフのあり方もあり、それぞれの知識・能力・意識も違うのでなかなか難しいです。施設では業務にも追われます。

正直しんどいなと思って、辞めようと何度か考えましたが、例えば、お薬のことや食事・お風呂など、長い時間一緒にいるので一日を通しての様子が分かり、勉強になっているのでまだしばらく両方続けようと思います。

この7ヶ月、プラスワンケアサポートとグループホームそれぞれで働いてきて介護の世界を体験し自分でも関連本など読んでみたりしてきました。大変な世界だとは思いますがご利用者様がほんの少しでも楽しく暮らしやすくできるならように、ご利用者様に寄り添いながらも、もっと役に立てるように日々、気付き、勉強していきたいです。
(追加:2016年3月25日)



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